PERSON 社員インタビューFile06
フロント部 佐藤 愛未
山梨県甲斐市出身 2021年入社
専門学校卒業後、株式会社古名屋へ入社。宴会サービス部を経て現在フロント部に所属
趣味はアウトドア。日帰り旅行に行っています。様々な観光地へ行き、人々の暖かさや自然の偉大さを楽しんでいます。
フロント部の基本的な仕事はホテルの顔として総合的なお客様との窓口となります。メインの業務は、ご宿泊されるお客様のチェックイン、チェックアウト対応です。また、滞在中のお客様がリラックスしてお過ごしいただけるようコールセンターとしてご不明点にお答えしたり、様々なアメニティのサービスを行っています。古名屋ホテルでは宿泊の他にも宴会やレストラン、ご結婚式のお客様もお越しになられますので、それぞれのお客様が目的の会場へとお進みいただけるようお声がけをし館内のご案内をいたします。
人の笑顔に寄り添いたい、ありがとうを言ってもらえる仕事に就きたいと思い、ウェディングプランナーを目指していました。専門学校を卒業後、地元山梨のホテルやブライダル業が盛んで長く愛され続ける会社でお客様に寄り添ったおもてなしをしたい、そんな想いが叶えられると思ったのが古名屋でした。大切な日の思い出にいつでも帰ってくることのできるホテルやレストラン、山梨だからできるワイナリーウェディングで築きあげてきた歴史のさらなる一歩になりたいと思い、入社を決意しました。
お客様の笑顔やありがとうの言葉を身近に感じられるところです。フロントでの仕事に就いたばかりの頃、カップルのお客様が記念日プランでご宿泊をされ、サプライズでお祝いをしたいから部屋の飾り付けのお手伝いをしてほしいと依頼を受けました。正直、スタッフがどこまでお手伝いをして良いかまだわからない時期ではありましたが、せっかくの記念日にいらしてくれたのだから忘れられないくらい喜んでもらいたいと思い、お手伝いしました。時間も少なく、お連れ様には知られてしまったかもしれない状態でしたが、できる限りのことをしました。チェックアウト時には立ち会えませんでしたが、お二人からお礼のメッセージをいただきました。嬉しい気持ちでいっぱいになり、落ち込んでも前に進もうと思わせてくれる宝物です。
今の時代、ホテルをご利用されるのは日本人だけではなく多種多様な国籍、言語、文化の方々がご利用されます。ですので今の時代フロントスタッフが持つべき大切なことはグローバル志向です。国が違えば言語はもちろん文化にも大きな違いがございます。例えば日本では、親切に当たる行動や言動だとしても文化が違えば失礼にあたるケースがあります。だからこそ日本人としてのマナーや作法だけではなく、世界に目を向けた物事の考え方や作法というのを身につけていくべきなのです。
言葉遣いや電話対応です。今までに使ったことのない言葉を使ったり、敬語や尊敬語にしているつもりで使った言葉も間違ってしまっていたりと未だに苦労しています。お客様や取引先の方に失礼のないために、気持ちの良いサービスを受けてもらうために先輩方の電話や接客に常に耳を傾けています。また、ありがたいことに教えてくれ指導してくれる上司、先輩方がいる環境なので疑問に思ったことがあればその都度聞くようにしています。
今後はより語学力を身につけてゆきたいと考えています。これは実際に私が初めて海外に行った際に、言葉が通じないことの怖さを痛感したからです。そして私自身、語学にあまり自信がないためです。風景や料理は言葉が通じなくても目や舌で楽しむことができます。そんな楽しい思い出の最後にホテルへとお越しいただいた際に言葉が通じることができれば、さらに素敵な思い出として時間を過ごしていただけると思います。そのためにも語学の向上を目指していきます。
さまざまな経験をさせてもらえる環境であるところです。私もフロントの前は宴会サービスの部署を経験し、サービスをする側の苦労ややりがいも学ぶことができました。自分の持ち場ではないところを知っていることでお客様の目線で寄り添ったサービスができますし、それがお客様にも伝わります。連携があることによって部署関係なく暖かい声をかけていただけ、毎日の活力になっています。