PERSON 社員インタビューFile04
宴会部 小野 友梨子
山梨県甲府市出身 2020年入社
古名屋ホテルを利用した際に、会場の雰囲気だけでなくそこでサービスをしていたスタッフの働きに魅力を感じた経験から、ホテルマンに憧れを抱くようになる。古名屋ホテルへ2020年入社。
宴会部の基本的な仕事は、新忘年会等の季節の宴会や、結婚式の披露宴や二次会の設営、両家顔合わせやお食い初め、法事などの家族の行事の設営とサービスの提供をしています。またレストランのヘルプ要請に対応することもあります。
複数の会場を社員6人とわずかながらも、バイトの方や各部署の方々と連携し協力し合い日々、会場を作りたくさんのお客様へサービスをしています。私は一番若いポジションなので、明るく元気に楽しく仕事をするように心掛けるとともに、上司たちのフォローやバイトの方達への指示、すぐに動き出せるように常に一つ先のことを考えて行動しています。
この仕事の魅力は、お客様とフェイスtoフェイスで関わることができるということです。
ホテル業、接客業では当たり前かも知れませんが、私自身少し前まで人見知りをするタイプでした。徐々に克服した今、お客様と会話することが楽しいと感じるようになりました。お客様との打ち合わせや、ご要望、ご注文などのコミュニケーションをスムーズに取れた時や、お客様が今必要としているものは何か考え先回りして行動に移せた時に言われる「ありがとう」にとてもやりがいを感じます。今では顔見知りの常連さんや、名前を覚えてくれ声をかけていただけるお客様も増えて、老舗ホテルならではの魅力、醍醐味と思います。
お客様の先を読むことが大切だと思います。キョロキョロしているお客様は何を探しているのか、荷物を持っているお客様はその荷物をどうしたいのか、メニューを見ているお客様が次に取る行動は何かなど、目の前のお客様が何を必要としているのか、お客様の今の先を考えて行動することによって、おもてなしに繋がると私は思っています。
まだ未熟ですが、先を読めた時は達成感があり、出遅れてしまった時や、上司の方が先を読んで行動しているのを見て、勉強し次に活かせるようにしています。お客様の欲しいものを考え、気配りするおもてなしの気持ちが大切だと思います。
最初のころは、仕事を覚えながら、先輩方のやり方に慣れるまでにかなり苦労しました。教わったことと違ったり、正直理不尽だと感じたこともありました。しかし今では、一つの作業も何人かの先輩から何通りのやり方を学べたので、「そういうやりかたもできるのか」と幅広くできるようになったと思います。
今は会場責任者である上司の補佐として準備や整理整頓し施行しやすいようにしたり努めたりしていますが、今後は自らが責任者として、お客様にサービスが行き渡るように会場を回せるようになりたいと思っています。